特性要因図は、特性(=問題とする結果)に対する要因(=原因)を、大骨から孫骨まで体系的に整理しながら作成していきます。
@ 特性を決定し、記入する
まずは、問題とする特性を決定します。このとき注意すべきことは、評価が可能なように、時間や件数、金
額、比率といった数値で表せる特性を取り上げることです。
A 大骨の要因を記入する
特性に影響する要因のうち主要なものを大骨として記入します。特性が製造プロセスに関係するような場合
には大骨として4M(Manpower,Machines,Materials,Methods=人、機械、材料、方法)などを使うとまとまりや
すいといえます。
B 中骨、小骨、孫骨を記入する
大骨でまとめた要因夫々について、「なぜ?」を繰り返して原因を究明しながら、具体的なアクションをとれる
レベルまで展開していきます。
C 因果関係等をチェックする
作り終えたら、因果関係に論理的な誤りがないかどうかをチェックします。さらに、モレがないかどうかもあ
わせてチェックします。
D 重要要因を特定し、改善策を考える
抽出した要因全てに対して改善策を立てて実行することは非現実的です。数ある要因のうちでも特性に対
影響度は異なるはずです。したがって、最後に、特性に大きな影響を与えていると考えられる要因を特定して
おきます。
(参考)
当然ながら、特性要因図を作ること自体が目的ではありません。目的は問題を解決することですから、そのことを忘れないようにしましょう。問題解決の道具としての「特性要因図」は、なぜを5回繰り返しながら「真因」を究明して対策を立てる「トヨタ式5W1H」に共通するものがあるといえます。
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